運用の自動化
監視と一次対応の自動化を行うことが可能です。CloudServ.独自の自動化システムにより、監視とそれに対する操作の自動化を行います。自動化を行うことで、早く、確実に一次対応を行うことが可能になります。
監視と操作をプラグイン化しているため、組み合わせを変えることで、様々な用途に対応できます。
また、一次対応だけでなく、リカバリ用の設定も可能です。一次的にスケールアップを行い、リカバリ条件に合致したタイミングでスケールダウンを行うなど、柔軟な設定が可能です。
自動化例
ロードバランサの帯域自動変更
一定間隔でロードバランサの流量を監視します。あらかじめ定めた閾値を上回った場合は、帯域プランをアップさせます。
一定期間は現状維持とし、再び流量の監視を行います。流量がリカバリ用の閾値を下回った場合は帯域プランのダウンを行います。
高額なロードバランサを流量に合わせた従量課金に変更できるため、コストメリットを得ることが可能です。
種別 | 監視 | 操作 | 備考 |
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通常 | ロードバランサの帯域が20Mbps以上 | 帯域を100Mbpsに変更 | アップ後30分は現状維持 |
リカバリ | ロードバランサの帯域が15Mbps以下 | 帯域を30Mbpsに変更 |
サーバの自動スケールアップ
一定間隔でサーバのロードアベレージを監視します。あらかじめ定めた閾値を上回った場合はサーバタイプを上位のものに自動変更させます。
スケールアップだけでは、サーバ性能を活かしきれない場合があるため、サーバタイプに合わせたチューニングも自動で行います。
深夜のアクセスが少ない時間帯に、元のサーバタイプへ自動変更させます。
参照系がメインのサイトをスモールスタートするのに向いています。
種別 | 監視 | 操作 | 備考 |
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通常 | ロードアベレージが5以上 特定URLへのレスポンスが5秒以上かかる |
サーバのsar情報を退避 サーバタイプをxlargeへ変更 サーバのsar情報初期化 設定自動チューニング |
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リカバリ | 2時00分~3時00分の間 | サーバのsar情報を退避 サーバタイプをlargeへ変更 サーバのsar情報初期化 設定自動チューニング |
転送量の通知
日次で転送量をチェックし、閾値を上回った場合は通知メールを送ります。
10TBの転送量無料枠の超過を事前に検知することが可能です。
種別 | 監視 | 操作 | 備考 |
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通常 | 転送量が5TB超過 | メール通知 | |
通常 | 転送量が7TB超過 | メール通知 | |
通常 | 転送量が9TB超過 | メール通知 | |
通常 | 転送量が10TB超過 | メール通知 |
定期的なサーバイメージバックアップ
週次でサーバをイメージバックアップし、世代管理を行います。
種別 | 監視 | 操作 | 備考 |
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通常 | 毎週日曜日の2時00分~3時00分 | サーバをイメージ化 取得世代を3世代に変更 |